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先日、 NsFarm Channel に、
"Fusion で幾何学デザインを作る方法です。適当さがポイントです。/ Geometric Pattern"
の動画をアップしました。
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過去に配信した DaVinci Resolve 関係のコンテンツは、「NsFarm's DaVinci Resolve And Fusion Official Page」にまとめています。
Fusion で幾何学デザインを作る方法です。適当さがポイントです。/ Geometric Pattern
タイムコード
00:00 イントロダクション
00:34 本編スタート
00:56 使用するシェイプノードの紹介
02:28 円に均等配置のエクスプレッション
03:33 Cheker Underlay をオフ
03:40 アニメーションの設定
03:54 モディファイア(Anim Curves, Peturb)
05:02 幾何学デザインの変更方法
06:04 シェイプのカラーの変更方法
06:27 エンディング
制作に使用した時の PC 環境の紹介です。
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PC: G-Master Spear Z390-Taichi OC
CPU: Intel Core i9-9900K [5.0GHz OC]
GPU: GeForce RTX2080Ti 11GB
Memory: 32GB
Keyboard:Logicool K750r
Mouse:Logicool M220GR
Mic①:ECM-LV1
Mic②:FIFINE K670
Headset:SONY MDR-XB450
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今回、DaVinciResolve の Fusion を使って幾何学デザインを作るにあたって色々と試行錯誤しました。 プログラムでこのようなパターンを描く場合は、内部で座標を行列変換(回転など)をして X 軸、Y 軸に対称の位置にも描画します。 Fusion には Transform ノードや Duplicate ノードがそのような演算をやってくれるのでその辺をシミュレートすることは簡単でした。 少し頭を捻ったのは幾何学デザインの描き方。 Fusion の Paint ツールを使えばお絵かきは可能です。 ですが、折角 Fusion を使うので描いたデザインをアニメーションさせたいところ。 こちらは Path を使うことで代用しようと思えば出来ます。
Duplicate ノードは、内部的な処理が重いエフェクトです。 レンダリング時間を気にせずじっくりとやる場合には良いかもですがどうしても効果がすぐに見られないのは辛いところ。 そこで今回は、ベクターツールであるシェイプノードを使うことにしました。
シェイプノードでも複製の sDuplicate ノードを使いますが動作が軽いので色々と試しやすいメリットがあります。 現在使っているバージョン(V17.3.1)ではシェイプノードでパスを使ってデザインできるツールが無いので、 形状を生成する、sElipse、sRectangle、sStar を組み合わせたデザインを試してみることにしました。 適当に、Width、Height などで図形を変化させると想像を超える映像になるので面白いと思います。 また、シェイプノードでは、sOutline を使って輪郭のアニメーションが出来るので便利だと思い今回使用してみました。 アニメーションはキーフレームを使っても良いです。今回は、Anim Curve、Perturb というモディファイアを使ってみました。 Anim Curve は、フレーム全体イージングアニメーションを簡単に設定したい時に便利なモディファイアです。 Perturb は、ランダムな動きをつけたい時に使えるモディファイアです。
興味のある方は、参考にしてみて頂けますと嬉しいです。
それでは最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
皆さんとの技術&作品共有の場になれば幸いです。
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