皆さんこんにちは。いつもご訪問頂きまして心より感謝申し上げます。
先日、 NsFarm Channel に、
"便利ライブラリの dofile 関数の使い方"
を紹介したチュートリアル動画をアップしました。
「知っていると便利なちょっとしたテクニック」など情報の共有となれば嬉しいです。
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過去に配信した DaVinci Resolve 関係のコンテンツは、「NsFarm's DaVinci Resolve And Fusion Official Page」にまとめています。
必修となるか!?超便利ライブラリ dofile 関数の検証! / Render Script Test #3
スクリプトファイルのダウンロード
タイムコード
00:00 イントロダクション
00:42 dofile 関数を使うメリット
01:15 本編スタート
01:40 dofile 関数の書き方その①(エスケープシーケンスなし)
02:56 dofile 関数の書き方その②(エスケープシーケンスあり)
04:07 まとめ
dofile([[この中にファイルパスを入力]])
制作に使用した時の PC 環境の紹介です。
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PC: G-Master Spear Z390-Taichi OC
CPU: Intel Core i9-9900K [5.0GHz OC]
GPU: GeForce RTX2080Ti 11GB
Memory: 32GB
Keyboard:Logicool K750r
Mouse:Logicool M220GR
Mic①:ECM-LV1
Mic②:FIFINE K670
Headset:SONY MDR-XB450
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今回は、dofile 関数を使って、
「外部エディタで編集したファイルを Render Script で読み込めるようにする」
という内容を検証、テストしてみました。
これができると何が良くなるのかというと、
① スクリプトファイルがファイル単位で管理できるようになる
② 外部エディタが使える
といったメリットが生まれます。
(※現状まだまだもう少し色々なスクリプトを作って検証する必要があると思います)
Frame Render Script は、lua 言語に対応しているので lua の標準ライブラリが使えます。
標準ライブラリというのは言語の方が準備してくれている関数で、
lua の場合このような関数が準備されています。
// Lua 5.3 リファレンスマニュアル
→ http://milkpot.sakura.ne.jp/lua/lua53_manual_ja.html
これらを自由に使うことが出来ます。
その標準ライブラリの中に、dofile 関数というものがあります。
dofile 関数は、ファイルパスを引数で渡してあげるとそのファイルの中身を実行してくれる関数となります。
手順は、
まず、① 読み込ませたいファイルを先に作っておきます。
わかりやすいところに保存します。
拡張子はとりあえず、「.txt」で大丈夫です。
② 保存したファイルのファイルパスを dofile 関数に渡します。
書き方はこのようにします。
例:dofile([[E:\Creator\DavinciResolve\RenderScript\lua.txt]])
もう一つ、エスケープシーケンスを使った方法もあり以下のようにします。
例:dofile("E:\\Creator\\DavinciResolve\\RenderScript\\lua.txt")
エスケープシーケンスを使った方法は少しややこしい書き方なので最初の方で OK です。
こうしてあげることで Render Script から外部のファイルを読み込む事ができます。
読み込む外部ファイルは、自由に好きなエディタが使えます。
強力なエディタがあれば鬼に金棒といった感じです。
ちなみに僕は、プログラムを始めた時に周りの人がほとんど使っていたということもあって秀丸というエディタを長く使っていました。
ここ数年は Microsoft の VS Code に切り替えて使っています。
VS Code は、無料で高機能なのでとてもおすすめです。
おすすめの機能を少し紹介しておくと、
① マルチカーソル
② 拡張機能
③ Grep 検索、置換ができる
などなど色々あります。
特にマルチカーソルは便利なので多様しています。
興味のある方は使ってみてください。
次回以降もう少しプログラミングっぽい内容がお届け出来たらと思います。
ではではこれからも DaVinci Resolve の使い方、魅力を伝え、皆様の映像制作に少しでも刺激を与えられたらと思っています。
それでは最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
皆さんとの技術&作品共有の場になれば幸いです。
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